先端的創薬科学・医療薬学研究を遂行して人類の健康と社会の発展に貢献することを目標とする京都大学薬学部では、6年制の薬学科(定員30名)と4年制の薬科学科(定員50名)を設置しています。
1〜3回生に対しては「グループ担任制度」を取り入れ、学生生活をきめ細やかにサポート。
1、2年次には、10人程度の少人数で様々な形態の授業を行う「ポケット・ゼミ(新入生向け少人数セミナー)」をはじめとする全学共通科目や基礎専門教育科目を履修します。
その後、薬学科では、高度な先端医療を担う指導的薬剤師を育成するため、4年次前期に医療薬学分野全体について学びます。
4年次後期と5年次前期に医療実務事前学習を行った後は、京都大学医学部附属病院薬剤部と学外の調剤薬局で実務実習を実施。
4年次後期から6年次までは特別実習を行い、研究室に所属して医療薬学に関する新しいテーマの研究に取り組みます。
創薬科学研究者・技術者を養成する薬科学科では、薬学の全ての専門分野に関する実験技術を習得。
4年次には研究室に所属して特別実習を行い、特定の専門領域の新しいテーマの研究に取り組みます。
卒業生の多くはより深い専門知識と研究能力を身につけるため、大学院に進学します。