大阪大学 薬学部

6年制の薬学科(定員25名)と4年制の薬科学科(定員55名)を設置している大阪大学薬学部では、薬学研究者の育成を目指した教育を行っています。

両学科とも入学後の1年半は語学などの教養教育を徹底し、2年次後期から3年次までは薬学基礎教育科目を学びます。

臨床薬学研究者としての活躍が期待されている薬学科の学生は、一般教養、基礎薬学、創薬科学、環境・衛生薬学、基礎実習に加え、医療薬学に関する専門科目を重点的に学ぶほか、5ヶ月間にわたる病院・薬局実務実習を経験します。

また、4年次から6年次の3年間は研究室に所属し、長期課題研究(卒業研究)に取り組みます。

一方、生命科学、創薬科学、社会・環境薬学などの領域に携わる研究者を育成している薬科学科では、学生が卒業後に薬学研究の最前線で活躍できるよう、研究重視のカリキュラムを採用しています。

一般教養、基礎薬学、創薬科学、環境・衛生薬学、基礎医療薬学に関する講義に加え、基礎実習や卒業研究に力を入れ、幅広い知識と論理的かつ柔軟な思考力を身につけた研究者精神を養います。

4年次には研究室に所属して1年間の卒業研究を実施。薬科学科を卒業する学生の多くは大学院に進学し、より高度な研究を続けます。

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